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2022年7月16日 (土)

国葬に反対

 Photo_20220716081801

(写真は2022年7月9日、憲法が希望と、参議院選最後の訴えをする山添候補(木のすぐ横)に聞き入る人々、東京文京区後楽園駅前)

 

 2022年7月14日の記者会見で岸田総理は安倍元総理の国葬(全額税金で賄う)を行うと述べた。昭和42年の吉田総理の国葬の時以上に私は違和感を覚えた。国葬に関する法律がないので時の内閣の思惑で如何様にもできる。しかし長期間その座にとどまっただけでは国葬にする理由は乏しい。自分の「お友達」にではなく国民一般に対する献身、成果・実績の説明を求める。

   安倍総理を「慰安婦」の強制連行問題で追及

 安倍元総理の「慰安婦」問題に対する態度は、歴代自民党政権の総理大臣の中で最悪である。1997年政府は「河野官房長官談話」に基づき、「慰安婦」問題を中学歴史教科書に一斉に掲載した。しかし当選間もない安倍氏は、それに異議を唱え教科書から削除させる運動のリーダーになった。

2007年、私は参議院議員としての最後の予算委員会総括質問で、当時の安倍総理に対し日本軍「慰安婦」の強制連行について質した。総理は強制連行にも広義と狭義があるとした。女性の家の玄関の中に入って女性の腕をつかんで連行してくるような狭義の強制連行はない、という持論を展開した。強制連行でなければ『慰安婦』にしてもかまわないと言わんばかりの乱暴な論理ではある。

 しかしそのように土俵を狭めても、総理の言う狭義の強制連行の事例はいくらでもある。例えばインドネシアでオランダ人女性を収容所に入れてそこから「若くて美しい白人女性」を慰安所に連行した例がある。これはBC級裁判で責任者の日本の将校は死刑になっている。また中国人「慰安婦」裁判でも力ずくで中国女性を「慰安婦」にした例は、日本の裁判所も何例か認定している。

私はこれらの事例は安倍総理の言う「強制連行に当たらないのか」と追及した。

何を聞いても総理は「吉川議員のおっしゃることは『河野官房長官談話』に書かれている。私はそれを認めている」と、「河野談話」に逃げ込んだ。後にあれほど饒舌になる総理が信じられない程、私の追及には短い答弁を繰り返した。

 最後に総理は「この場(参議院予算委員会)で私は「慰安婦」とされた女性にお詫びする」と述べた。私は直接女性に謝ってくださいと述べ、「総理、河野官房長官談話を閣議決定してほしい」と要求したが、「それはできない」と拒否された。

 安倍内閣は「河野官房長官談話」を亡き者にしようと画策したがそれは国際的世論が許さなかった。菅官房長官が河野談話は歴代内閣の方針であり変えるつもりのない事を明言した。皮肉な現象であるがともあれ積極的な事であった。

しかし韓国の「慰安婦」問題は暗礁に乗り上げたままである。私は「慰安婦」問題の一事をもってしても国葬にはふさわしくない人物だと思う。

     私が右翼に襲われたとき

 私は候補者時代を含めて、右翼の街宣車に直接襲われ怖い思いをしたことは何度かあった。一番印象に残っているのは、参議院議員時代私は三重県津市の野外(城跡)で行われた赤旗祭りである。名古屋方面から高速で駆け付けた右翼の街宣車を含め集会が始まる前から市中を何十台も大声で練り歩いていた。しかし警察が警備をしていてくれるので恐怖は感じなかった。

 あろうことか、私の演説途中に会場入り口の警備を突破して会場に右翼がなだれ込んできた。そして私のいる壇上に右翼の男が一人、上手から駆け上がってきた。

 その時私の脳裏をよぎったのは、社会党党首の浅沼稲次郎氏を右翼の学生山口某が襲い掛かり刺殺した情景である。壇上にいたのは弁士の私一人だった。私はとっさに反対側に走り1,2メートルの壇上から飛び降りた。そして、一緒に来ていた瀬古由紀子衆議院議員と夫君に守られて近くの図書館に身を潜めた。1時間以上も心臓は早鐘のようにうち、恐怖は収まらなかった。

 赤旗祭りがどうなったかわからなかった。右翼を排除後、主催者がやってきて最後にもう一度壇上から挨拶をするように依頼されたが、恐怖で体が動かなかった。やっとの思いで会場に引き返し、何分間か挨拶をして締めくくった。

 翌日代々木病院で診察を受け2週間の怪我の診断書をもらい警察に出した。

 後日、三重県警から事情聴取をしたいと出頭の要請が来た。国会開会中なので行けない。聞きたいことがあるならそっちから出向いてほしいと言ったら、警察と検察がきた。私の顔をみて開口一番、「あの程度の高さからとび下りて怪我をするはずがない、と思ったが、年齢(61歳)を聞いて、顔を見て理解できた」と。遠目では若く見えたらしい。(これセクハラ発言?と私は苦笑した)

 警察の報告では、あの事件で100人超の男を逮捕し、100人超を起訴した。中には少年もいた。ともかく暑い夏、柔道場を取り調べ室にしたPhoto_20220716081802のでクーラーがなく大変だった由。逮捕者の数に私は驚いた。警察からの謝罪はなかった。

(写真は私の散歩道に咲く花)

 

 暴力による言論封じ、テロ後に国家暴力化を許さない

 自民党本部の安倍氏の献花台には長蛇の列ができたという。事件直後で人々は情緒の世界にまだいる。深い考慮、検討なしに早々と国葬を打ち出した岸田総理の思惑は、国葬で国民の感情を揺さぶり一定の方向に誘導する政治的利用の危うさを感じる。死人を悼む方法は国葬しかないのか。

 一方安倍氏と元統一教会との関係も明らかになっている。かつて私はクラスメイトの娘が集団結婚式に出たまま行方不明になっているとの訴えでアメリカにいた彼女を救い出す手助けをしたことがあり、家族の苦しみを目の当たりにしている。詐欺的事件を無数に起こし多くの人々に塗炭の苦しみを強いている団体に司直の手が入らないのは有力な政治家を多数味方につけているからではないかと指摘されている。ウクライナ戦争に加えまた一つ日本右傾化の要素が加わった。

私たちは現実と歴史を直視し、日本の平和民主主義を強固にする日々の営みを怠らなことではないか。

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