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« 『慰安婦』問題とジェンダー平等ゼミナールニュース」第48号(2022年1月20日付け)が発行されました。 | トップページ | 「ウクライナへのロシアのに抗議する」決議案を、第10回総会で採択 »

2022年4月19日 (火)

「慰安婦」問題とジェンダー平等ゼミナールニュース第49号が2022年3月30日発行されました

49p1

P1 表紙

総会を417日のオンラインと対面の両方で開くというお知らせと、総会議案の簡単な紹介。それに先立って記念講演は、加藤桂木・一橋大学社会学部准教授の記念講演のお知らせです(文責・吉川春子)。また囲みで、「ロシアの侵略に抗議する」

 

P2~P8 総会議案(2021年度総括&22年度方針)についての提案

まず1号議案・総括 P2P4

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2021年を振り返って(P2

新型コロナ感染拡大で被害は特に弱い立場の人、女性を直撃しています。また女性議員を増やすための「政治分野の男女共同参画法」が成立後初の昨年末の総選挙が行われましたが女性議員の数は却って前回を下回る結果に終わりました。選択的夫婦別姓は自民党内の強固な反対で実現しないなど、ジェンダー平等が進まない実態を指摘しました。

「慰安婦」問題では「『従軍慰安婦』の用語は日本軍が強制連行したとの誤解を招くとして『慰安婦』が適切と閣議決定し教科書会社に「用語訂正」を強要する暴挙を行いました。安倍内閣の下で最終的に「河野官房長談話」が歴代内閣の方針としましたがこれをなし崩しにする危険な岸田内閣の動を注視しなくてはなりません。

近年世界各地で人種差別に対し人権擁護の運動の高まりを受けてかつて植民地支配していた国々から謝罪・補償の動きになっています。当ゼミナールでは高橋哲哉東大名誉教授を講師に世界の流れと日本の果たすべき責任について学びましだ。

 

2021年度の活動(P3P4

1総会 2020年度と2021年度総会はニュースに議案書を掲載し意見をメールFAX等で寄せていただき採択するという形を取りました。2 会報誌は、コロナ禍で小集会も持てない中、会員がつながる機会を増やすため年4回発行から5回に増やしまた。

フィールドワークは靖国神社の遊就館と近くの「しょうけいかん」に19名が参加しました。

33回ゼミナールは対面方式とオンラインの併用で高橋哲哉東大名誉教授に講演していただきました。

恒例の文京男女平等センター祭りはパネル展示のみでワークショップは中止されました。

政府に対して『慰安婦』問題への取り組みと政府の「男女共同参画計画」が掲げるジェンダー平等の目標を早期に達成を要望する意見書を提出しました。

49p3

49p4

2号議案「22年度の活動の進め方」P5P8

 

49p5

Ⅰ 2022年度の情勢(P5

2021年12月安倍内閣、菅内閣と2年続きで自公政権が崩壊した結果の総選挙ですがなんと!与党が勝利し、しかも野党を標榜する日本維新の会の躍進もあって衆参で改憲に必要な議席3分の2以上を占めています。更に保守派はウクライナ戦争を口実に改憲を促進しようと危険な動きが強まっています。改憲阻止の声を早急に高める活動が求められています。

菅内閣が日本学術会議の推薦した会員105名の中6名への任命拒否や、教科書の「従軍慰安婦」の記述を閣議決定で不適切にするなど権力による思想と表現の自由に対する介入、憲法違反の行為を即刻辞めさせなければなりません。

49p6

 『慰安婦』問題とジェンダー平等社会実現のために(P5P6)

侵略戦争の加害責任を認め、真の謝罪と事実の承継を

かつての同盟国ドイツはナチスを否定することから戦後政治をスタートさせました。高橋哲哉東大名誉教授は講演でドイツの首脳が侵略した隣国ポーランド人民やユダヤ人、強制労働の犠牲者に率直に「許しを乞う」演説を具体的に引用し感銘を与えました。

これに対し日本は戦後も戦争遂行勢力が権力を握り日本の裁判所は一人の戦争犯罪者の訴追もしませんでした。アジア太平洋戦争を自存自衛のやむを得ぬ戦争としA級戦犯を合祀する靖国神社が首都の一等地に威容を誇っています。

フィールドワークで行った靖国神社に近い「しょうけいかん」には「傷痍軍人とその家族の労苦について証言、歴史資料等を保存し展示し、後世の人々にその労苦を知る機会を提供する」国立の施設です。しかし日本の加害に関する国立のいかなる施設もありません。

当ゼミナールがかつてフィールドワークで行ったベルリン、ミュンヘンには都市中心部にナチスの犯罪を検証するミュージアムや遺構が多数存在するのと好対照です。

しかも、朝鮮人労働者の慰霊碑等民間団体が建立した各地の碑についても行政から撤去要求、説明文の書き換えなどの圧力が各地で起きています。教科書で加害の事実の記述を矮小化すると同様、社会人が加害の事実について学ぶ場を奪おうとしています。

2.2015年「日韓合意」について

2次安倍内閣は米政府(オバマ大統領)の後押しもあり、朴槿恵大統領との間で日韓合意を行いました。岸田外相が共同記者会見で「当時の軍の関与にのもとに多数の女性の名誉と尊厳を深く傷付けた問題であり、日本政府は責任を痛感している」とし、安倍晋三首相は「日本の首相としてあらためて慰安婦としてあまたの苦痛を経験され、心身にわたり癒しがたい傷を負われたすべての方々に心からのお詫びと反省の気持ちを表明する」と述べました。韓国政府は日本の資金10億円で「和解癒し財団」を設立、7割超の『慰安婦』生存者へ支払いが行われました。政権が文在寅大統領に変わり「国民の多数が心情的に合意を受け入れられない」として「財団を解散、日本からの資金54000万円は宙に浮いています。

「日韓合意」とその後

この合意に対して当ゼミナールは2016225日ニュース23号で「今回の合意を出発点として真の解決に結びつける真摯な行為を求める」を発表、同年8月池内沙織衆院議員・運営委員と「10億円の使い道は韓国政府、同財団に任せるべき」と安倍晋三首相あてに申し入れました。

その後安倍、菅内閣は「日韓合意」の「最終的不可逆的解決」を盾に「慰安婦」問題は終わった事だとする認識を日本社会に定着させました。しかし20211月の4月のソウル中央地裁で「慰安婦」被害者とその遺族が日本を訴える裁判の判決により真の解決が行われていないことを再認識させられました。

国連女性差別撤廃委員会等の国連機関は「日韓合意」の日本政府の取り組みはなお不十分と指摘しています。岸田首相は「日韓合意」で外務大臣として韓国外相と共同記者会見に臨みました。問題解決のため韓国政府との協議を早急に行うことを求めます。

49p8

2022年度の取り組みと予算案(P7P8

  • 憲法改悪に反対し憲法を生かす取り組みを強めます

戦争は必ず性暴力を引き起こします。「慰安婦」制度も戦争政策の下創設されました。その点からも戦争放棄の日本国憲法第9条は女性の人権規定でもあります。

  • 「慰安婦」問題解決は「河野官房長官談話」の誠実な実行によってこそ可能です。

⑴政府の、「従軍慰安婦」「強制連行」の用語が不適切との閣議決定を行い検定済み教科書の記述変更を求める事は教育への不当介入であり撤回を求めます

⑵高橋哲哉氏の講演をパンフレットにまとめます。既刊の『10年の歩み』と共に学習会資料として活用します

⑶「慰安婦」とされた女性たちの労苦を知り継承する国立ミュージアムの建設を求めます

⒊日本人「慰安婦」問題

2016~2018年にかけて行った、ビルマ従軍日本人「慰安婦」調査の結果をまとめ発表します

⒋ ジェンダー平等の日本の実現

 当ゼミナールは名前の示す通り日本のジェンダー平等社会実現を目指して活動しています。以下そのための今日的課題を列挙しています。これは今すぐに取り組むというかだいだけでなく必要な課題も含まれています。

 

49p9

P9 本の紹介 

平井美帆著『ソ連兵へ差し出された娘達』(集英社20221月)

2017年にNHKが特集番組で報じ話題になった内容である。満蒙開拓団が日本引き上げを無事に切り抜けるため中国住民の襲撃から守ってくれたソ連兵に未婚の18歳以上の娘を団命令で差し出したとするショッキングな内容である。この事実を以前から取材していた筆者の渾身の力作。(吉川春子・評)

49p10

P10

各地の活動 戦争展で「慰安婦」問題展示3年連続。本多孝子運営委員が婦人民主クラブ品川支部として取り組んでいる。第1回は「慰安婦」、第2回は進駐軍のための「慰安所」第1号について3回目は教科書の記述をめるって記載問題を取り上げています

49p11

 

P11運営委員、監事ペンリレー「慰安婦」像を据えてフラワーデモ

 本名洋さん(運営委員・埼玉県)、本名さんは町議会議員で女性の暴力問題を議会活動として取り組んでいます。パートナーの白田真希さんと毎月フラワーデモにも参加しています

 

 

49p12

P12 第10回総会と記念講演のお知らせ

加藤桂木先生の紹介と写真、総会会場へのアクセス、ZOOMでの視聴方法など広告も掲載されています

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