新婦人の埼玉県三郷支部学習会
地元中の地元で
冷たい雨の日曜日、3月26日(日)、三郷民主商工会の2階会議室で10時~12時、新婦人三郷支部大会が開かれました。続いて午後1時より3時まで学習会が行われ、吉川春子当ゼミナール代表・元参議院議員が講演しました。
(写真・三郷市部学習会で質問に答える吉川)
(会場風景)
(写真・新婦人の方がつくった素敵な布の花)
埼玉県三郷市は吉川が八潮市で市議会議員に当選し政治家としてのデビューしたその隣町です。選挙の度に大勢の方が応援に駆け付けて下さった町です。それだけに古くからの支持者や、当時吉川春子候補者カーにアナウンサーとして乗った文教女子大の元学生等が参加し、和気あいあいの雰囲気でした。参加者は40人でした。
「慰安婦」問題の学習会は初めてとあって、キムハクスンさん(韓国人)、ソンシンドさん(在日朝鮮人)、城田すず子さん(日本人)の3人の元「慰安婦」の過酷な体験を話し、日本兵が1日に10人も、時には50人もの相手を強制された事等の話には驚きの喚声が何度も上がりました。
講演を何回もしている私は「慰安婦」の過酷な体験についても繰り返し同じ話をしているように思うこともありますが、まだまだ知られていないという事を実感しました。もっともっと多くの人々に歴史的事実を語る必要を感じました。
多方面の問題について質問に答えて
講演はパワーポイントを用いて90分行い、残り30分の質問の時間には4人の方が挙手をしました。私が女性の経済的自立についてもお話ししましたので労基法の質問も出ました。
(写真・三郷支部の新婦人幹部の皆さんと)
➀『慰安婦』は売春婦と同じと思っている人が多い。また、戦争の時はそうした女性への暴力が起きても仕方がないという男性が多い
②(最近話題になった労基法の繁忙期の残業時間の上限に関し)100時間も働かせないと企業はやってゆけないのか。逆に非正規の労働者は仕事を2つも3つも掛け持ちで働いている現状である。
➂安倍総理の女性観について。国会で奥さんの事を追及されるとかっとする。「証人喚問させない」と言っている。また、子どもがいないので戦争に行かせなくて済むと考えて戦争法を通しているのか。またなぜあんなに安倍総理は元気がいいのか?
➃子どもを産んでいっぱい増やせ、2人、3人目は保育料を安くすると言って、女性を引きずり込もうとしている。腹が立って仕方がない・・・
なかなか私の力に余る質問も出ました。売春婦なら「慰安婦」にしていいのか?そもそも遊郭に売られた少女も性奴隷であった事等「慰安婦」問題だけではなく、正規、非正規労働者等の雇用労働問題、リプロダクティブヘルスライツ、保育の規制緩和、小選挙区制の結果で自民党が多数議席を占める現国会、選挙制度を変える必要のsる事等々の問題にお答えしました。(吉川春子記)
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