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2015年10月 8日 (木)

結審した吉見裁判、草の根から「慰安婦」問題の最終勝利を!

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(2015年10月5日吉見裁判で報告する大森弁護士(真ん中)、左は吉見義明先生、右は川上詩朗弁護士。衆議院第2議員会館)

 

2015105日、午後3時より開かれた東京地裁で、中央大学教授・吉見義明先生への名誉棄損裁判が結審し、判決言い渡しは2016129日午後3時となった。

 

 

この裁判のきっかけ

 

去る2013527日、日本外国特派員協会における維新の会・橋下大阪市長の記者会見に同席していた被告・桜内文城衆議院議員(当時)が、「吉見さんという方の本…これはすでにねつ造であるという事が証拠によって明らかにされている」と発言した。「慰安婦」問題研究に関して第一人者の吉見先生に対してこのような暴言を吐いたのである。

 

これに対して吉見先生は「研究を全面的に否定するだけでなく、歴史研究者としての資質・資格・能力を全面的に否定するもので大きなショックを受け、深く傷ついた」として名誉棄損の罪で提訴したものである。 

 

  論点をそらし続けた被告側

 

10月5日、大森典子主任弁護人や原告の吉見先生の最終弁論が行われた。

被告はこれまでも論点をあれこれずらして来たがこの日は、「(吉見先生の)本がねつ造である」と言ったのではなく「性奴隷というのは捏造」と言ったのであって、これは学説の対立なので吉見氏の名誉とは全く関係ないと、さらに主張を変更してきた。このように終始論点をそらしつつ、返す刀で「(原告側の)この裁判の真の目的は、裁判所に『慰安婦』は性奴隷であると言わせる」ことにあると、見当違いの攻撃を行うありさまだ。 

 

裁判終了後に衆議院議員会館会議室で報告集会が行われ、この点について大森弁護士は、「びっくりしたり、あきれたりした」と述べ、さらに「『吉見著書は捏造』という被告の主張はどんなに論点を変えても生きている。問題点をそらしてA説、B説の争いに変えてしまうことは悪質である」と、厳しく批判した。

 

 

   「裁判をはじめてよかった」と、吉見先生

 

吉見先生は「この裁判をはじめてよかった。性奴隷とは何かという認識が、疑問の余地なく広がった。また、(参考人として出廷した学者)秦氏の意見が破たんしたことが裁判の成果だ」と語った。

    

法廷を傍聴する限り被告は完全に追い詰められたと思う。桜内氏は次々と論点を変えてきたが、それは裁判官の心証形成にプラスにならないであろう。そしてこの日は裁判所に抽選なしで入れた。つまり被告側が傍聴に熱意を失ったのか動員がなかったということだ。

 

 法廷外でも追い詰め、「慰安婦」問題の解決を

 

 しかし予断を許さないのは、被告側が論点をSex slavery(性奴隷)に絞ってきたので、仮に1審で敗訴しても簡単には後には引かないだろうということである。つまり、「『慰安婦』は性奴隷ではなく売春婦」という認識が日本に根を張る右翼勢力の強い支援を得ており、現政権の中枢の本音とも一致しているからである。

 

日本の侵略戦争の加害責任に目をつむり、国際社会の責任を問う声を無視し続けることは、アジア太平洋戦争の時代への逆戻り、日本の孤立化への道である。 

 

安保法制を強行に成立させた安倍内閣に対する国民の強い批判は継続している。「慰安婦」問題も早晩(外圧によって)解決を迫られる課題である。

 

吉見裁判勝利のために草の根に働きかけ、最終的に勝利するまで支援を緩めない決意でいる。(吉川春子)

 

 

 

 

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コメント

2015年10月25日の「慰安婦」ゼミお疲れ様でした。前日の夜分には大変失礼いたしました。替え歌披露させて頂き感謝しています。ご夫君様には当日もグループ討論で一緒になり、その人柄に惹かれまして帰り際春子さんに「素敵なご主人ですね」とお話してしまいました(夫のいい呼び名は難しいですね)。 今日(10/29)大阪府教育委員会で「慰安婦」問題の副読本を配り、その授業内容の報告・点検をするとニュース報道がありました。いい機会です。橋下・おおさか維新の反動的な内容を証明して、協力関係のアベ政権もろとも天下に暴き出してやりましょう。 俺に出来るのは、宮崎信恵さんと話した、この千葉県山武地域での「慰安婦」学習会開催ですが、病み上がりの出戻りで、知人も無いですが、「戦争いやだ山武地域の会」で開催出来るよう尽くしたい。 「慰安婦」の冬に春を来させましょう!  頂いた「翔びたて女性たち」と会場で買った「女性の自立と政治参加」拝読しました。議員経験を活かして女性の地位向上に精力的な吉川春子さんに敬意を表します。綿貫一男

慰安婦を問題化して騒いでいるのは韓国で盛んな様だが日本人慰安婦の事は何故問題視しないのかな?

吉見義明教授裁判敗訴。
吉見裁判勝利のために草の根に働きかけ、最終的に勝利するまで支援を緩めない決意でいる。(吉川春子)
でも、そんなに一生懸命にならなくても正義なら勝てると思う。

吉見義明裁判報告会
https://www.youtube.com/watch?v=CezoEHbhL34&feature=youtu.be

朝鮮人慰安婦について「志願か親による身売り」との認識を示す

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160610-00000002-mai-pol

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