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2015年4月

2015年4月30日 (木)

遅遅として増えない一斉地方選挙後半の女性比率

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4月26日投票日はハナミズキが満開だった(写真・上 川口市安行)、牡丹は散りかかっていた(春日部市六軒町)

 一斉地方選挙が終わって、やはり女性の当選者が少ないという結果が明らかになった。その数字を以下に掲げる。自民党の女性議員の比率は5.9%で各党で最低である。共産党の女性議員の比率は38.5%で最も高い。

 これを見ても、政党が女性の政治参加を促す姿勢にあるかどうかで、女性議員の比率は変わるのだ。

 女性の登用などと安倍総理が言うのは、口先ばかりで、本気ではない事を数字が物語っている。自民党が最も女性議員の比率は低いのだ。女性の政治参加の努力は、隗より始めよ、である

                                                                                                               
全国市議選当選者数
定数 6865 女性 女性  % 前回
自民 634 38 5.9 514
民主 284 41 14.4 389
維新 47 5 10.6
公明 908 295 32.4 915
共産 672 259 38.5 627
社民 72 16 22.2 85
次世代 5 0
諸派 109 47 43.1 187
無所属 4134 402 9.7 4382
合計 6865 1103 16 7104

 NHKのクローズアップ現代では、女性の当選者は2159人14.2%だったと報じた。

 女性の数が少ないと女性の視点が政治に生かせない。何が女性の当選を難しくしているのか、という番組で、三浦まり上智大が子教授がコメンテーターとして登場していた。

 

 

 シングルマザーの女性の立候補に反対したのは同居する父親だった。

 反対理由は、政治は男の物、女が立つのは「ふう(体裁)が悪い。角が立つ」というもの。

 また彼女が同窓生600人に支援を呼びかけ手紙を出したが、返事が来たのはたった5通だった」という。ビラを届けに戸別訪問しても(選挙前)、冷たい反応で、目の前でビラを破って捨てる人もいた由。

 

 

 でも頑張ってインターネットで協力者を募り、上位で当選した。その瞬間支持者と抱き合って号泣していた姿をみて、一度にいろんな事が思い出されたのだろうと思った。

 

 

 自民党本部からの女性候補の応援は他の男性候補の賛成が条件だという。55人の応援弁士派遣の要請で18人に応援を派遣した。反対して男性候補者が多かった、という。

 同意しなかった男性候補者が、悪びれもせずに女性候補の応援派遣に反対した理由を述べているのを見て、こんな人物が議会に君臨していることは有権者のためにならないと思った。

 

 私はこの番組を見て、せっかく北欧の女性議員が多い実情まで実態まで調査しているのだから、小選挙区制が日本の選挙(自治体選挙にまで)に影を落としていることも触れてほしかった。北欧はクオータ制と共に、比例代表制なのだ。

 また、女性だからと、いいってものじゃあない、という声も聞こえてくる。何党にしても、私が女性の政治参加にこだわるのは、これは民主主義の問題だからである。

 女性なるがゆえに選挙に出られない壁があるという事は、平等の政治参加を掲げている憲法第44条にも反する。その壁を取り払わないと、日本の民主主義は育たないのだ。

 

 

2015年4月13日 (月)

民主主義は機能しているか~統一地方選挙前半戦を終えて

 

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写真上・枝垂桜が2週間で葉桜に・六義園、写真下・山吹は江戸の花

①  投票率の低さ

選挙が始まって、無投票当選(選挙を経ずに議席を獲得した者)が21パーセントとたいへん多かったことに驚いた。有権者の投票を待たずに議員になってしまうとは。立候補者がなぜ少ないのか、何故対立候補が立たないのか?

 さらに、投票が閉め切られてみると今度は投票率の低さにおどろいた。

10知事選の投票率が初めて50パーセントを切った。41道府県会議員の投票率も過去最低の45パーセント、最低だった前回よりさらに3ポイント以上低かった。五政令市長選は51.57パーセント、十七政令市議選は44.28パーセントでいずれも過去最低である。

有権者が投票所に足を運ばないという事は、誰に政治を託すのかどうでもいいという事で、この無関心さは深刻だ。 高齢化で自分の健康と老後が心配、我が子がどう育ってゆくのか、希望と共にさまざまな心配がある。その他、環境問題、産業、地域経済の活性化など政治家に頑張ってもらわなくてはならない事が山積している。

それなのに、年末の総選挙も投票率が50パーセントを切ったが、地方選挙もこの低さだ。 野党第一党の民主党が大幅に立候補者を減らしたことも選挙民の投票の機会を狭めた事は否めない。供託金が払えないので立候補を控える党・人がある。供託金を減額して立候補を容易にすることは民主主義の観点から不可欠であろう。欧米諸国では供託金がない国、日本の数十分の一である。高い日本の供託金は引き下げるべきである。

また、確実に当選する選挙区しか立候補者を立てない政党もある。しかし、政党にはできる限り立候補者を擁立して政策を訴え、有権者の投票機会を増やす義務がある。投票率の低さは政党に責任がある。

しかし、さはさりながら、有権者たるもの何があっても投票に行こう。4月下旬には、統一地方選挙の後半戦がある。選挙権獲得の苦難の歴史を無駄にしてはならない。

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写真上 八重桜満開の六義園、写真下 夕方のみやまつつじ

②  女性の当選者の少なさ

女性当選者207人過去最多 41道府議県議選 共産の躍進目立つ 東京新聞4月13日の夕刊はこのような見出しを1面に掲げた。2007年の最高当選人数190人を17人上回った、ということである。 しかしこれは道府県議当選者2284人の9パーセントである。女性は10人に一人もいないということでもある。女性の衆議院議員の率とほぼ同じである。10人に一人もいないのに過去最高とは情けない、と私は思うのだが…

男女平等の憲法制定から70年近くたっているが、女性の政治参加は遅々として進まない。

私の経験からいうと、本人が立候補を決意しても女性が選挙に立候補するにあたって、まず夫や家族の同意がえられないということが多い。また、家事、育児がまだまだ女性の肩にかかっているので若い女性はそれだけで立候補の条件は不利である。女性の政治参加ができやすいように、環境整備が必要である。保育とか介護とか社会的に担えるシステムを整備して、女性の政治参加を可能にする必要がある。

③ 女性の議員を増やすのは政党の責任

今回の選挙で各政党の当選者に占める女性の比率を表にしてみた。

最も女性の比率が高い政党は、日本共産党である。この党の女性の道府県会議員は52パーセントで男性を上回っている。女性の政令市義も44パーセントである。

最も女性議員の比率が低いのはやはり自民党で、道府県議会議員は3.2パーセント、政令市義は6.6パーセントである。

 安倍総理は女性の登用などとことある毎に口にするが、今回の選挙結果で自民党の女性議員の比率を見ればまったく努力の跡が見られない。この党に女性の政治参加の拡大に期待を持てないことは明らかである。

  一斉地方選挙当選者 2015年4月

      道府県会議員                   政令市議選

自民  1153人(女性 37人 3.2%)    301人(女性 20人 6.6%)

民主   264人(女性 45人 17%)      126人(女性 21人 6.6%)

維新    28人(女性 1人 3.5%)        34人(女性 3人 8.8%)

公明  169人(女性 5人 8.8%)        174人(女性 27人 15.5%) 

共産  111人(女性 58人 52%)       136人(女性 60人 44%)

社民   31人(女性 5人 16%)          3人(女性 0)

大阪維新 42人(女性 1人 2.3%)        50人(女性 8人 16%)

無所属  463人(女性 40人 8.6%)       154人(女性 24人 15.5%)

        :                             :

        :                             :

合計  2284人(女性 207人 9%)       1021人(女性 178人 17%)

 

 

 

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