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2014年4月

2014年4月29日 (火)

これでいいのか?「護憲」と歴史認識について自治体の自主規制

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(写真・久しぶりに一時帰宅したらボタンはもう散りそうになっていた)

 

改憲に突き進む安倍内閣へ、自治体の「配慮」?

 

◎特定の講師や講演テーマに「政治的中立」を理由に後援拒否

 

これまでも講師では上野千鶴子さん、テーマでは「慰安婦」問題などについて自治体が会場使用た後援を断った例はあちこちで起きていた。しかし最近はこれが「護憲」にまで広がっている。

 

長野県千曲市は「千曲9条の会」などが主催した講演会に対して昨年まで後援していたが今年は後援しなかった。理由を岡田昭雄市長は「講演会は自民党の憲法改正草案に反対する内容。市民には自民支持者もおり後援を出すのは不公平になる」と話している、という。その他千葉市、奈良市、三重県鈴鹿市、栃木県塩原市、土佐電気鉄道(路面電車)が「政治的中立」を理由として後援を中止している。(2014.4.24朝日報道)

 

日本国憲法に基づいて戦後70年日本は生きてきた。憲法第99条に内閣総理大臣以下国務大臣その他国家公務員は遵守義務が規定されている。自衛隊員も国家&地方公務員も、之を順守する宣誓をして採用されている。私は参議院議員の時にこの文書を見ている。憲法を守ろうとする行為が「政治的中立」を損なうとの考えは生じる余地がない。

 

安部総理は日本国憲法を変えて戦前の帝国憲法に戻そうとしている。自民党改憲草案は明治憲法を彷彿させる。朝日の報道は「安倍政権が改憲に前向きな中での過剰な配慮」と指摘するが、地方自治・地方分権の立場で自治体たるもの、もっと見識を持つべきでる。

◎群馬の森の「強制連行碑」の更新保留・県「追悼集会で政府批判」を理由に

戦争中に国内に強制連行された韓国・朝鮮人を追悼するため県立公園「群馬の森」(高崎市)に2004年市民や有識者が呼び掛け、建てた碑がある。県内で中国強制連行が多かった歴史を踏まえ「アジアの平和と友好の発展を願う」と刻まれている。毎年追悼碑の前で追悼集会を開いてきた。

市民団体の「記憶、反省、そして友好の追悼碑を守る会」が管理している。この碑の設置許可は10年ごとに更新する事になっているが、県は、「政治的行事をしない」という設置条件が守られなかった可能性があるとして3月末の期限が過ぎても更新されていないことが分かった。一昨年の集会で政府批判があり「政治的行事は行わない」と定めた設置条件に触れる可能性があると判断。集会は昨年から碑の前から移さざるを得なかったという。19日の高崎市内で集会が開かれた在日関係者が出席したが、この日は政治的発言はなかったという。(東京新聞・424日>

吉川コメント

私はこうした碑を建て強制連行に碑という形で記憶を残している市民に敬意を表したい。

こうした草の根の運動こそ歴史を過たない大切な行動だと思う。これに設置許可を出し渋っている県当局の責任が問われる。

 

 こうした事態があちこちで起き、明治憲法下の価値に逆もどりするのではないかとの危惧を抱く。憲法の基本的人権、思想信条の自由を損なう危険な兆候である。安部総理の覆したい「戦後レジューム」に配慮していつか来た道を引き返すことは避けたい。地方自治は日本国憲法で初めて盛り込まれた、民主主義の担保である。それにふさわしい見識を発揮し役割を果たすべきだ。

 

 

2014年4月20日 (日)

葛飾区の後援で「慰安婦」学習会

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(講演する吉川、会場風)

直近に起きた、上野千鶴子さんの講演への妨害

329日(土)、私は東京都葛飾区の支援で、新婦人葛飾支部による「慰安婦」学習会で講演した。会場は勤労福祉会館・多目的ホール、六十余名が参加した。学習会前に私には一つの懸念があった。それは、この直前に山梨県で上野千鶴子さんの「ケア」についての講演会が、市長が変わったことによって取りやめるというニュースが報じられたからである。

 

理由は、上野氏のかつての講演の内容が問題視され、ほんの一部市民からの反対意見が市にあり、市長は「混乱を避けたい」という理由から後援をやめるもの。これでは誰かが異議を言えば講演は中止されてしまう。憲法で保障する表現の自由、集会の自由はない。幸い、参加予定者や多くの市民から抗議が寄せれられた結果、市長も前言を取り消して、講演会は予定通り行われた。

 

葛飾の新婦人は“「慰安婦」学習会”を掲げて区の後援をとっている。よその地域だが『慰安婦』問題と聞いて後援取り消しが過去にはあった。でも葛飾ではそうした非常識な事は起きなかった。当然といえば当然だが、残念ながら昨今はそんな心配もしなくてはならない日本になっている事も事実だ。

 草の根から『慰安婦』とは何かを知らせる必要

さて、講演会はなかなかいい内容だった。私の「慰安婦」問題についての講演の後、3040分の質問時間には多くの質問だ出た。私が講演で省略した点や、年配の方からは体験を含め「慰安婦」問題についてリアルに語られた。会場とのこのやり取りが非常に貴重なものだった。これまで講演時間が伸びて、会場からの質問に時間が割けなくなった例は多い。しかし質問がないと深まらないことは事実である。

 

私はずいぶん各地で講演してきたがなお、「慰安婦」問題とは何か、そもそも論について、もっともっと語り多くの人々に知らせる必要があると思った。アジア太平洋戦争で日本は何を行ったのか、加害についてしっかりと伝える必要がある。そのことが集まって来られた古老たちが体験談をかたりるきっかけとなり、そして事実が若い世代に語り継がれる事が、再び歴史を誤らない確かな保証になるのではと実感した。

 

後日、葛飾新婦人支部からこの講演についてDVDとブルーレイを作成して送っていただいた。今後の学習に役立てるという。

 

2014年4月15日 (火)

オランダ人「慰安婦」の凄まじい強制連行・性奴隷の裁判所での証言記録

 

 

Photo  2002

(写真左・「アジア女性基金」オランダ事業の担当者・ハーマー女史とアムステルダムで、右・「慰安婦」とう強制連行問題で日本政府を提訴している「対日同義請求在団」事務所で会メンバーと)

BC級(オランダ)裁判関係』バタビア裁判のワープロ化資料」(ワープロ筆耕&注:須磨明 2014.3.29編集・小林久公)は、スマラン(インドネシア:吉川注)事件における多数のオランダ女性への強制連行と強姦の生々しい、膨大な裁判記録である。一部を転載する。 

 

 

被害者本人が語る強制連行と生々しい慰安所での強姦

 

<A09>被害者EL22歳)の証言(注:ハルマヘラ⇒スマランクラブ⇒日ノ丸)

 

戦前は看護婦。194210月母、姉とともに「スラバヤ」に抑留され後に「ハルマヘラ」キャンプに移された。(原文は“カタカナ”、吉川が“ひらがな”に直した)

 

問   慰安所に入れられた経緯を詳細に述べよ

 

 

 

 1944222日「ハルマヘラ・キャンプ」に6名の日本人が来た。3名は私服(「スマランクラブ」、「日の丸」、「双葉荘」の主人)、3人は制服を着て刀を下げていた。これら日本人の命令で17歳から35歳までの婦人は全て事務所前に並ばせられた。それから一人ひとり事務所の中に呼び込まれ、マレー語で名前、年齢、番号を質問され、頭の先から足の先まで観察された。

 

226日、日本人がまた来た。病気を除き8名が呼び出され、30分以内に出発の準備をせよと云った。私は何処に行くのか尋ねたが、その日本人は怒って「判っている」といった。他の皆も聞いたが「ガミガミ」言われただけで何も分からなかった。

 

其の日のうちに「アンバワラ」から1516名の婦女子が我々と同じように行く先も知らされず連れてこられた。その晩…「スマラン」の「ブラカン・クボン」の「日の丸慰安所」へ連れて行かれた。私は一人宛て別々の部屋に入れられて暫く休養させられた。数日後、先ず2人の女性が日本人に強姦された。我々は恐ろしくなって、雨の中を外に飛び出した。その時われわれには恐ろしい悲鳴が聞こえた。

 

我々は後になってこの2名から知らない日本人が部屋に入ってきて、暴力を持って性交しようとしたので、之に抵抗したが手首を捻られ、安楽椅子の上に倒され強姦されたと聞いた…。

 

皆できる限り抵抗を試みたが、暴力と虐待行為に依って性交を余儀なくされて了った。ある数名の者は拳銃と「サーベル」で脅迫されて部屋の中に追い込まれた。…2名が鉄条網の塀を超えて逃げ出してした。その晩「スマラン」の町外で巡査につかまり、次の日は戻されてきた。…その晩2人とも俄かに掴まえられ暴力を持って処女を奪われてしまった。…はこのため錯乱して「ペンナイフ」で手首の動脈を切って自殺を図り、出血多量のため36時間気を失っていた。

 

35日古谷の命令だと云って「メナド」人の「ヨハン」から私も働きに出ろと言われた。私はいやだと言うと、彼は若し主人が怒ったらお前の責任だと言って脅かした。次の日C.Rがピアノを弾いているのを傍に立って聴いていると、突然見知らぬ下士官に腕を掴まれ部屋に引っ張り込まれた。私は全力を以て反抗した。彼は私を寝台に入れようとして、我々は30分争った。彼は殴り、蹴り、私の服をびりびりに破いて了ひ、また彼はサーベルを抜いて、之で私を脅かした。「サーベル」は何回も私の体スレスレに壁に突きさされた。終には私はくたくたになってしまった彼はそれから私をベットに入れ、破れた服のまま強姦をした。私はそれまで性交をした事はなかった。それから私は毎日のように働かされ、時には一日に78人の日本人と性交を強いられ、また時には5分置きにやられることもあった。

 

ある日突然、慰安所は閉鎖された。…112日には「クラマット」キャンプに移された。此処では慰安所から来た者は特別な垣根で仕切られた一角に入れられた。…

 

また、外の婦人抑留者からは罵倒されたり、唾を吐きかけられたり酷い侮辱を受けた。此処の生活は我々には地獄であった。戦後になっても、今日でも、いまだ我々は自発的に日本人に身を委せたといっては侮辱されている。(以下略) 

 

 

日本軍から強制連行され、どんなに抵抗しても強姦され、そして「慰安所」閉鎖後は同胞からも侮辱され続けているオランダ人「慰安婦」の地獄のような生活。男性は強制労働、女性は性奴隷…従ってオランダの反日感情はとても強い。この事を私はオランダで実感した。しかし多くの日本人は知らない…という現実。 

 

安部総理の「強制連行の公文書がない」との主張は成り立たない

 

「ジャワ島セマラン所在の慰安所関係の事件」は、「河野官房長官談話」の発表に先んじて1993年に行われた政府の「慰安婦」問題調査の収集資料として法務省が内閣官房に提出したものである。

 

このオランダの裁判資料を見れば、なにも韓国の16人の「慰安婦」の証言を待つまでもなく日本の強制連行の証拠として充分であろう。また、裁判記録であるから公文書である。公文書の証拠がないなどとはとても言えない。

 

昨年夏、所蔵していた国立公文書館が副写文書を公布したので多くのNGOや研究者が知るところとなったが、「慰安婦」問題を担当する担当者は1993年から知っていた。

 

吉川質問の前に安部総理はこの「法務省資料」のレクチャーを受けている

 

私は2007326日の予算委員会で安部総理にオランダ人「慰安婦」は総理の言う狭義の強制連行ではないのかと追及した。大臣に質問する場合は質問内容についての質問通告を何日か前に行う。私も安倍総理に質問通告を出しているので官僚は答弁を準備する過程で法務省のこの資料を総理にレクチャーしているはずだ。

 

安倍総理は私の質問にまともに答えず逃げまくった。強制連行はなかったと言えないからだ。そしてついに「吉川議員のおっしゃる事は『河野談話』に含まれている。私は『河野談話』を継承している」と答えた。つまり、強制連行を否定しなかった。この資料をみれば否定できるはずはないからだ。にもかかわらず、その後も強制連行否定の議論は横行している。

 

 

オランダ人「慰安婦」に対する恥ずべき行為については明確な裁判記録(公文書)がある。韓国、中国、アジア諸国の「慰安婦」についても多くの被害者の証言がある。世界中の人々が、国々がこの事を知っている。何時まで日本政府は否定し続けるつもりなのか。(了)

(そろそろ見納めの室内の君主欄・春日部)

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2014年4月 6日 (日)

第2回総会で2つの決議をし、内閣、国会、NHK に送付

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「慰安婦」問題に関する要望書 

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内閣総理大臣 安倍晋三 殿

 

衆議院議長  伊吹文明 殿

 

参議院議長  山崎正昭 殿 

 

 

「慰安婦問題とジェンダー平等ゼミナール代表・吉川春子

 

同 副代表・大森典子 水野磯子

 

私たちは2010年に発足し、北海道から沖縄まで全国に会員を持ち、日本軍「慰安婦」問題解決のために活動している団体です。第2回総会の名において以下の要望を提出します。 

 

アジア太平洋戦争中に設けられた「慰安婦」制度は、「その残酷さと規模において先例のないものとみなされ、20世紀最大の人身売買である」(20077月米下院「慰安婦」決議、同年12月EU議会決議等)と、国際社会から批判されています。

「慰安婦」問題について政府は1990年、国会で「業者が連れ歩いた」等と政府の関与を否定しました。19938月、「河野官房長官談話」において日本軍は業者も使いながら強制的に連行し「慰安婦」としたこと、「慰安所」の生活は強制的で痛ましいものであったことを認めて、「心からのお詫びと反省の気持ち」を表明しました。そして「我々はこのような歴史の真実を回避することなく、むしろこれを歴史の教訓として直視してゆきたい。我々は歴史研究、歴史教育を通じてこの様な問題を長く記憶にとどめ同じ過ちを決して繰り返さないという固い決意を改めて表明」しています。

 

被害者はすでに高齢に達し、病気もかかえています。政府は基本において「河野官房長官談話」の内容の確実な実現を図る事を 以下具体的に要望します。

 

 

一 政府は加害の事実を明確に認めて、「慰安婦」問題を否定するなどの歴 史を改ざんする主張に対してきっぱりと反論する事

 

二 すべての被害者に謝罪し、謝罪の証として補償をすること

 

 三 現在と将来の世代に対してこの恐るべき犯罪についての学校、社会教育を行うこと。中学歴史教科書に「慰安婦」問題の記述を復活させること

 

NHK籾井会長の罷免、並びに長谷川美千子、百田尚樹両経営委員の辞任を求める 

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    「慰安婦」問題&ジェンダー平等ゼミナール第2回総会 

 

私たちは、「慰安婦」問題の被害女性が生存しているうちに一刻も早い解決を願い、行動している団体です。21日、NHK籾井会長の罷免並びに長谷川三千子、百田尚樹両経営委員の辞任を求める文書を、他の団体とともにNHKハート・プラザ責任者を通じて提出しました。しかし、その後なんら改善がみられません。改めて総会の名において以下要求します。

 

籾井勝人氏は、125日NHK会長就任記者会見において、日本軍「慰安婦」問題で、「この問題はどこの国にもあったこと」と持論を展開、さらに「韓国が日本だけが強制連行をしたみたいなことを言っているから話がややこしい」と、韓国を名指しで批判しました。これは安倍総理や橋下大阪市長の主張とも酷似し、国際的な問題に発展する懸念がもたれています。さらに国際放送に関して「政府が右と言うことを左とは言えない」などと発言し、政権の意向に沿うことを明言しました。

籾井会長のこれら一連の発言は、政府から自立し、不偏不党の精神を守るべき公共的な放送機関の任務にてらして著しく適格性に欠けており、トップにまったくふさわしくありません。 

 

経営委員の長谷川美千子氏は、昨年10月朝日新聞東京本社で拳銃自殺した右翼に「神にその死をささげた」などとする追悼文を寄稿し言論機関に対する暴力を美化、また婚外子の相続差別規定廃止の最高裁決定を批判し、さらに「女性の社会進出が出生率を低下させた」等と、国連の女性の人権、日本国憲法の人権規定と相いれない言舌を弄しています。女性の集会では「自分は安倍首相の応援団」と自己紹介し、経営委員としてふさわしくないと批判を浴びました。

 

百田尚樹氏は、先の都知事選挙で特定の候補者の応援で、他候補を「人間のクズ」よばわりし、また「(東京裁判は)米軍による東京大空襲や原爆投下をごまかすための裁判だった」「南京大虐殺はなかった」などと発言しています。品性のなさに加え、ポツダム宣言を受諾し戦後を歩んできた日本を否定するような、驚くべき歴史認識を表明しました。

 

両経営委員は、「(経営)委員は、公共の福祉に関し公正な判断をすることができ、広い経験と知識を有する者~」とする放送法第31条に反し、「公正、不偏不党な立場に立って国民文化の向上と健全な民主主義の発達に資するとともに~誠実にその職責を果たさなければならない」と定めた「経営委員服務準則」にも、違反しています。

 

NHKは2001年、「慰安婦」問題をめぐる番組をめぐって、当時副官房長官だった安倍氏の発言を「忖度」した結果、番組の内容を改編し放送したことに関し、BPO(放送番組向上機構)から、真摯な反省が求められています。今回の明白な安倍政権寄りの人事で、現場が萎縮し、自主規制が強まって、報道機関としての役割を果たせなくなる恐れがあります。

 

そもそもNHKは国民の受信料によって支えられている、自主・自立の公共放送事業体です。その人事として真に不適格であるので、経営委員会には籾井勝人氏のNHK会長の罷免を、長谷川美千子、百田尚樹経営委員には辞任を求めるものです。 

 

NHK経営委員会 御中

 

2014年4月 4日 (金)

靖国神社と千鳥ヶ淵墓苑のフィールドワーク

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(千鳥ヶ淵墓苑で説明する東海林先生と、聞く人々)

 

 

「慰安婦」問題とジェンダー平等ゼミナールでは無事に総会を終えた、翌日の3月31日(月)、4回フィールドワーク「第2次大戦のメモリアル~こんなに違う日本とドイツ」をおこないました。参加者は30人。

 

ここは東京でも 随一の桜の名所。おりしも桜が八分咲きでウイークデイにもかかわらず花見客で混雑している中、講師の東海林先生(歴史教育者協議会常任委員「フィールドワーク靖国神社・遊就館・学び・調べ・考えよう」著者)の案内で、目から鱗の お話に「知っているつもり」の靖国神社と千鳥ヶ淵墓苑に対する認識を新たにしました。

 

  

 

1030分 靖国神社大鳥居前に集合した一行は、満開の桜の枝が伸びるお堀伝いに雑踏の中をまず千鳥ケ淵戦没者墓苑に向かいました。墓苑内は外の観光客に比べて、予想外にひっそりとしていました。 ここは第二次世界大戦戦没者遺骨のうち、遺族に引き渡すことができなかった遺骨を安置しています。

 

一行は慰霊所に菊の花を献花した後、千鳥ヶ淵墓苑奉仕会の若松さんの説明を受けました。アジア太平洋戦争での戦没者は310万人ですが240万人は海外で死亡、ここには36万は柱が安置されているとのこと。今も毎年1000柱の遺骨収集を行っているそうです。かくも膨大な遺骨を納めるにはとても狭い敷地であり地下3階のスペースに収められているそうです。

 

講師の東海林先生によると持ち帰った遺骨はもう一度高熱で荼毘に付されるとのことで興味深い説明がありました(紙数の関係で省略)

 

園内には昭和天皇と平成天皇の御製の碑があり、秋季例祭には皇族の参列の上行われることもあり、また、「ここは靖国神社とは表裏一体です」との説明を聞いて、ここを日本国憲法下で国民の「慰霊所」にするには無理があるのではとの印象を持ちました。

 

 

 午後は徒歩15分で靖国神社参道へ、神社を見学後、遊就館見学。靖国神社は国家のために戦死したり戦傷病死したりした軍人や軍で働いていた人を祀る特別な神社です。大村益次洋の銅像前からスタートし、靖国神社が戦利品の展示場であることを見せつける狛犬、子連れの像を見て、また徴兵保険で大儲けをした戦前の富国生命を示す大灯籠や、爆弾3勇士の銅像などを見学しました。

 安倍総理がことさら国会で宣伝した鎮霊社は、立ち入り禁止になっていました。外から眺めると靖国本殿とは比較にならない小ささ、そして貧弱なものでした。神社の本殿のわきにある遊就館では侵略戦争肯定の宣伝映画をやっていました。16時00分終了解散。

いまなお、首都東京のど真ん中でこうした施設、つまり侵略戦争美化の宣伝物大きな位置を占めていることは、戦前日本からひどい目にあった国々ににとっては許しがたい事でしょう。まして首相が臆面もなく参拝し、靖国思想をあおる現状は、平和とか、国際社会での友好関係を保つためには、あまりにもマイナス面が大きいと言わねばなりません。

しかも、あの戦争で日本がアジア諸国で何をしたかについてのメモリアルも、検証する公的博物館も皆無です。戦中の人々はいざ知らず、今の若者たちが日本の歴史を知らされていない現状では過去と向き合う事もできません。靖国神社を訪れている多くの若者を見ながら、日本人民の抱える問題の深刻さをまざまざと感じた一日でした。

(写真は花見客でごった返す靖国神社と、右は鎮霊社)

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2014年4月 1日 (火)

第2回総会と記念講演が行われる

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(写真・左 会場風景、文京シビック・シルバーホール、写真右・講演する高橋哲哉先生)

3月30日東京都文京区役所のシルバーホール(4階)で、「『慰安婦』問題とジェンダー平等ゼミナール」の第2回総会と、高橋哲哉東大大学院教授による記念講演が行われました。午前10時から世話人会が開かれ、総会の議案の承認等、また翌日のフィールドワークについて話し合いました。

 午後1時から、天候は雨でしたが64名の方が参加しました。初めに「『慰安婦』問題と安倍総理の歴史認識」と題して、高橋先生による講演が行われました。

 先生は憲法問題と歴史認識が表裏一体であること、すなわち「集団的自衛権」行使の論者は侵略戦争を認めたくない立場をとり、憲法9条を実現してゆこうとする側は過去の侵略戦争の反省の立場であると指摘されました。また、「戦後レジュームからの脱却」を唱える安倍総理がもう一方では「戦後半世紀にわたって、自由と民主主義、、基本的人権を守り国際平和に貢献してきた。…こうした国のあり方を今後も決して変えるつもりはない」等と矛盾した言辞を弄しながら日本を危険な方向に持ってゆこうとしていると指摘。自民党憲法改正草案に危険性にも言及しました。先生の講演に対して会場から質問がたくさん出ました。

 休憩後、この間お亡くなりになった和田章子さん、三宅良子さんら、そして「慰安婦」被害者らに思いをはせて黙とうしました。

 その後、第2回総会が開かれ活動報告と2014年度の方針がを提案され承認されました。また、役員は規約改正後「運営委員」と名称を改め、18人の運営委員が選任されました。

最後に政府と国会宛に「『慰安婦』問題に関する要望書」と、NHK籾井会長の罷免と長谷川三千子、百田尚樹経営委員の辞任を求める決議案を採択しました。

 総会に提案さし、承認された運動方針と規約改正は以下の通りです。

 

2回『慰安婦』問題とジェンダー平等ゼミナール・総会

日時:2014330日(日)

場所:文京シビックセンター4階・シルバーホール

プログラム

記念講演 13:00~14:30             司 会:大森典子

テーマ:「慰安婦」問題と安倍総理の歴史認識

講 師:高橋哲哉氏 東京大学大学院総合文化研究科教授

休 憩

(黙  祷)

第2回総会 14:40~16:30            議長:後藤ひろみ

活動報告と2014年度の方針~吉川春子・池田靖子

規約改正案・人事の提案~棚橋昌代

討  論

特別決議 ①安倍内閣に「慰安婦」問題の解決を求める決議~菅間徹

    ②NHK会長罷免と経営委員の辞任を求める~五十嵐吉美

閉会挨拶  ~水野磯子

総会終了後 懇親会:17:30~19:30 シビックセンター25階 椿山荘レストラン

会 費:3000円程度(各自注文) 希望者は棚橋さん迄申し込んでください

 

 

 

 

 

 

「『慰安婦』問題とジェンダー平等ゼミナール」第2回総会・活動方針(案)

 

 

1 情 勢

 2012年12月に成立した第2次安倍内閣は、昨年7月の参議院選挙を経て、本格的に戦後の憲法体制全体の転覆をめざして既成事実を積み上げてきています。この手法はまさに麻生副総理が昨年7月にのべた「あのナチスの手口」そのものです。そしてこの安倍総理の政策の根底にある歴史認識は、あの戦争を自衛戦争として、日本の加害の歴史を否定するものです。そのもっとも象徴的な問題が「慰安婦」問題ですが、いまやこの問題は日韓関係の最大の懸案であるにとどまらず、日米関係でも重要課題になっています。この問題の解決には、何よりも「河野談話」を、日本政府が政策の基本においてその内容の確実な実現を図ること、具体的にはまず加害の事実を明確に認めてすべての被害者に謝罪し、謝罪の証として補償をすることこそが求められているのです。私たち市民の力で安倍内閣の「慰安婦」問題解決を進めさせ、さらに憲法体制の破壊を許さない大きな国民運動の一翼を担いたいと思います。

 

Ⅱ 活動評価と課題

(1)発足(20106月)から今日までの活動

「慰安婦」問題についての世論形成に貢献

20116月、「『慰安婦』問題とジェンダー平等ゼミナール」が発足して39か月を

経過しました。私たちは「慰安婦」問題とは何か、また、ジェンダー平等の実現にむけて議論し、学びあうことを通して、その重要性を多くの人々に伝え、世論を高めることをめざす活動を行ってきました。

 12回のゼミナールを開催して様々な講師を招き、「慰安婦」問題の本質、女性への暴力禁止、女性の貧困、侵略戦争と日本の加害責任について学び議論してきました。東京で公共の会場を確保することの困難さ、参加者の確保等の困難さを事務局・スタッフの懸命な努力で乗り切ってきました。

 さらに地方議会から国会や政府に「慰安婦」問題解決を求める意見書を提出する運動を提唱し各地の講演で訴えました。名古屋では県議会、地方議会に働きかけました。

また、各地の講演会に会員が語り部となり積極的に出向いて講演を行いました。九州で具島順子、愛知で水野磯子、東京で大森典子、又吉川春子は首都圏中部、関西で夫々「慰安婦」問題とは何か、なぜ国際的に解決を迫られているのか語ってきました。

昨年から始まった吉見裁判では主任弁護人として大森典子弁護士が奮闘しNGOの支援の輪が広がっています。

「ナヌムの家」のハルモニの体験と現在の生活を描くDVD15のときは戻らない」(監督・宮崎信恵)は全国各地上映、後藤ひろみは中国人「慰安婦」の体験の紙芝居を制作、講演会等で上演する等「慰安婦」の悲惨な体験をビジュアルで訴えてきました。

加害を教えない歴史教科書、教科書採択問題等、教科書問題では池田靖子が横浜で草の根の運動を展開しています。またこれまでに、3回のフィールドワークを行いました。(「噫 従軍慰安婦の碑」2回、ポーランドとドイツの旅)

○ 会員数・会計の報告  

 別資料「会員数・会員名と会計報告」で数字を基に説明していますので、ご覧下さい。会員は現在516名、発足した2010年度まとめの会員数は202人ですから約2.5倍を上回っており、年々着実に増え、全国に会員が広がっています。

現在の政治的な「慰安婦」問題への右翼の攻撃に対して、「慰安婦」問題の解決とジェンダー平等の実現を求める私たちの会の力は大きくなっています。

年間1000円の会費に関して、今年度の納入者は全会員の約7割、2014年度の会費も含んでいますが、忘れている人が約3割近い人数です。年度当初のニュース発送時に振込用紙をいれますので、よろしくお願いします。

また、今年度のカンパは、個人・団体から10723万円です。さらに、今年度の9月にハルモニ・カンパをお願いし、個人・団体から104口、58万円4000円が集まり、歴史的なハルモニ来日活動が成功しました。このように、会員の熱い思いが活動をしっかり支えています。

 支出は、ニュース作成・発送に費用が全体の6割、ゼミナール開催に関して会場・謝礼・資料など関係費用が約2割、日常活動の細かい事務的な諸経費に約2割となっています。スタッフが幅広く活動するにはかなりの財政が必要です。来年度の活動の保障として、十分な繰越金が出るように、貴重な財政を有効に活用すべく、努力をしていきます。

 

22013年度の活動について

2013年度はゼミナール2回、シンポジューム1回、総会での記念講演会を開催しました。また20139月は他団体との共同で開いた「ナヌムの家」のハルモニを迎えて証言会も成功させました。

「河野談話」「村山談話」の見直しを表明する第2次安倍内閣の発足で政府の歴史認識が後退しました。これに対応して当会では歴史学者を招いて近、現代史をテーマに学習しまた、会員相互の議論を深めるためにシンポジュームを開催しました。

当会の活動は「慰安婦」問題を、女性の人権問題から日本の加害と歴史認識へ、そして女性団体からより多くの団体に広げる役割をも果たしました。

 

2013630日「歴史を踏まえずして未来を語れるか~江華島事件から「慰安婦」問題

へ、そして今の日本~」中塚 明(奈良女子大学名誉教授)

2013921日「戦争の中の女性~被害者の尊厳回復を願って~」井川一久(元朝日新

聞記者)

20131124日「ゼミ会員によるシンポジウム:「橋下、安倍発言の危険性と日本の加

害責任を問う」大森典子・渡辺憲正・山科三郎

2014330日「「慰安婦」問題と安倍総理の歴史認識」高橋哲哉(東大大学院教授)

○「ナヌムの家」ハルモニ証言の旅> 主催・当会と新婦人、民青、日本AALA

6月にこの話があり短期間の準備でしたが3会場とも300人の参加者で埋まりました。

高齢にもかかわらずハルモニ達も渾身の力で証言しました。会員からは多くの参加とカンパが寄せられ当会も『ナヌムの家』証言の旅の成功に大きな力を発揮しました。

923日「ハルモニから若い世代へ」ハルモニ3人の証言と、講演「慰安婦問題って何?・吉川春子 

924日「院内集会」ハルモニの証言と「『ナヌムの家』所長の訴え」と、講演、林博史・関東学院大学教授、渡部美奈・WAM事務局長

☆ハルモニを迎えて京都で「近畿の集い」ハルモニの証言・コーディネートは吉川春子

主催 新婦人京都府本部、大阪AALA

 

課題―ゼミナールへの参加者を増やすために

ゼミナール開催は当会発行のニュースまたインターネットやマスコミの生活情報を利用してお知らせし、直前には首都圏会員には郵便はがきでお知らせしてきました。「母親大会」、「教研集会」、「各地の講演会」でニュースを配布してきました。

我々のゼミナールの参加者今後、一人一人への働きかけをつよめ、友好団体へお誘い文発送をする等講演内容の工夫とも相まって多くのゼミナール参加者を得る努力をします。

 

 活動方針

キムハクスンさん名乗り出て以来この23年経ち、平均年齢88歳の「ナヌムの家」のハルモニはじめ「慰安婦」被害者は高齢化と病気で、生存中に謝罪・補償の実現に残された時間はありません。

国際社会では「慰安婦」は性奴隷であるという認識が定着し日本への厳しい責任追及が行われています。しかし日本のメディアはこれをほとんど報道せずに、中学歴史教科書から「慰安婦」の記述は削除され、加害責任を展示する公的歴史博物館もほとんどない我が国において、「慰安婦」問題を解決すべしとの世論が多数派とは言えません。逆にヘイトスピーチなど右翼勢力が跋扈しています。

○総会直前の情勢

20144月にオバマ米大統領の訪日・訪韓に合わせて米の意向で双方に圧力をかけた結果、314日安倍総理は「『河野談話』を安倍内閣は変えない。歴代政権と同じ歴史認識を維持する」と参議院予算委員会で表明しました。パク・クネ韓国大統領は「幸いなこと」と言い米政府も歓迎しました。しかし問題解決のため進展があったわけではなく、マイナスからゼロに戻しただけです。

同じく314日志位共産党委員長がA4版17ページにわたる「慰安婦」政策を発表しました。政党がこの問題に限っての政策発表は初めてです。今後政権や靖国派の動きはさらに激しくなるかもしれません。「慰安婦」問題はいまや我が国の国政、外交問題の中心課題で、当会スタート当時とは比べ物にならない位置づけが与えられています。2014年度の当会の活動はこうした情勢に噛み合ったものにしなくてはなりません。

(1)ゼミナール、シンポ・ジューム(年1回はシンポを行う)のテーマ

 「慰安婦」問題とは何かを広く知らせる活動をすすめる

「慰安婦」問題に関する橋下大阪市長や籾井NHK会長発言に世論が激しく批判した事は「慰安婦」問題への認識が高まった表れです。他方まだ多くの人々が事実を知りません。「慰安婦」問題とは何かについて引き続きゼミナールで取り上げる必要があります。

 「慰安婦」問題解決のために「河野官房長官談話」の内容を具体的に実施させる。

「我々はこのような歴史の真実を回避することなく、むしろこれを歴史の教訓として直視してゆきたい。我々は歴史研究、歴史教育を通じてこの様な問題を長く記憶にとどめ同じ過ちを決して繰り返さないという固い決意を改めて表明する」は国際公約です。

③草の根の運動を続ける

問題解決のカギは国民の意識の変化です。草の根の運動は非常に重要であると思われます。

地方議会から「慰安婦」問題解決を求める意見書を国にあげる運動を引き続き行う。パネル展、他のNGOとの交流、共同を行う。

 吉見裁判支援に取り組む

 

ゼミナール、年間スケジュール

 

 

ゼミ日程

テーマ

ニュース発行

原稿締切

  

622日(日)

 

5月中旬16

4月21

  

928日(日)

 

8月初旬17

 

  

1130日(日)

 

10月中旬18

 

  

3

総会と講演

2月初旬19

 

 

 フィールドワークを行う

既存の歴史博物館の展示をウオッチする。国立昭和館(東京九段)、平和祈念展示資料館(総務省委託)新宿住友ビル48階)、埼玉県立博物館(東松山市)、ピース大阪(大阪城公園)、松代大本営跡と「慰安所」跡、沖縄の「慰安所」跡と「女たちへ」「アリランの碑」等のモニュメント

 

(2)当会は地域部会を新たに設けて地域活動を行う

当会の会員は北海道から沖縄まで全国に広がっています。ニュースを定期的の届け「慰

安婦」問題への取り組みをお知らせしてきました。また、地方議会での国への意見書を上げる活動に取り組んだ会員もいます。しかし多くはニュースを読む会員です。

今回の規約改正で地域部会を設けるのは、各地域でも運動として「慰安婦」問題やジェンダー平等実現に取り組むためです。具体的に何をなすべきかを具体的に提起してゆく必要があります

 

(3)テーマ部会で「慰安婦」問題やジェンダー平等問題の研究を腰を落ち着けて行う

例えば「慰安婦」は韓国、中国、アセアン諸国の女性だけではありません。大勢いた日本人「慰安婦」は名乗りを上げられずに日本社会の片隅でひっそりと暮らしています。この様な日本人「慰安婦」問題。そしてまた教科書問題、セクシュアリティ等々、少人数で継続的に追求できるような「テーマ部会」を設けて、会員の皆さんにも日常的に参加していただくことができればと考えます。

 

特別決議~2回総会の名において、政府と国会への申し入れを行う

 「慰安婦」問題早期解決を止める決議(3月の総会までに文案を作成?)

内容―「河野官房長官談話」の方向で政府が努力すること、総理は「河野談話」を継続するというのだから官房長官が検証委員会をつくることと矛盾する。止めよ。

 NHK籾井会長の罷免と百田・長谷川経営委員の辞任を求める決議(五十嵐たたき台)

 

 

 

「慰安婦」問題とジェンダー平等ゼミナールの規約・改正案 

 

 

 第1条(名称)

 本会は、「慰安婦」問題とジェンダー平等ゼミナールと称する。

2条(目的)

本会は、日本軍「慰安婦」(「慰安婦」と略称)問題の早期解決とジェンダー平等にかかわるテーマの実現のために、これらの問題を学び、その重要性を多くの人々に伝え、世論を高める運動を行う。

また、具体的な解決のために活動する人びと(個人及び団体)との共同行動・交流をする。

3条(活動)

 本会は前条の目的を達成するために、次の事業を行う。

(1)研究会(ゼミナール)の定期的開催、フィールドワーク実施

(2)ニュース等の発行

(3)「慰安婦」問題解決・ジェンダー平等実現に資する講演・行事・研究

(4)「慰安婦」問題・ジェンダー問題に取り組む団体・個人との連携交流

(5)その他、本会の目的にかなう事業

4条(入会)

本規約を認める者はだれでも会員になることができる。ただし、会員はすべて個人資格とし、組織加入は認めない。

5条(会員)

会員は研究会(ゼミナール)及びフィールドワークへの参加、運営委員になることができる。

会員は所定の会費を納入する。

第6条(機関)

 本会に次の機関を置く。

(1) 総会

(2)運営委員会

(3)事務局(スタッフ会議)

条(総会)

(1)総会は本会の最高議決機関であり、毎年1回、定期的にこれを開く。ただし、運営委員会が必要と認めたとき、あるいは会員の10名以上の要求があるときは、臨時にこれを開く。

(2)総会では次の事項を審議し、決定・承認する

①活動報告と総括   

②活動方針の決定

③決算の承認と予算の決定

④運営委員の選出

⑤規約の改正

⑥その他の必要事項

(3)総会は運営委員会の議を経て代表が招集する

第8条(運営委員会の構成)

(1)運営委員会は運営委員をもって構成し、原則としてゼミナール開催や総会に合わせて年に3回東京で開く

(2)運営委員の任期と役職

 ① 任期は2年とし再任を妨げない。

 ② 運営委員会において「慰安婦」問題とジェンダー平等ゼミナール代表1名

   副代表若干名、事務局長1名、事務局次長若干名を互選する

第9条(運営委員会の任務)

 運営委員会は次の活動を行う。

①研究会(ゼミナール)の開催

②ニュースの発行

出版、講演、シンポジウムなどの事業

学習会等における講師派遣

新入会員の承認

その他、必要な活動

第10条(事務局)

(1)スタッフ

 ①運営委員会の下に日常の業務を遂行するため事務局を置く

 ②事務局は事務局長を責任者とし、運営委員会で承認するスタッフで構成される

 タッフ会議は必要に応じて開く

(2)スタッフ会議の仕事

  1. ①ゼミナール実施の事務

    ②ニュースの作製・発送(原則として年に4回)

    ③会員との連絡事務

    ④会費の徴収や会計にかかわる実務

    ⑤その他の日常的な事務

     

    11条(住所)

    本会事務所の所在地は、下記の所に定める。

     

    東京都文京区 吉川春子気付

    メールアドレスharuko1945@nifty.com

    ブログアドレス:http://ianhu.cocolog.nifty.com/

  • 12条(地域部会 テーマ部会)

     ①本会は、首都圏(東京)以外でも草の根の運動を行うために、愛知、九州等に地域部会を置く。地域部会は、各地域を基礎にゼミナール、フィールドワークなどを企画する。

    ②「慰安婦」問題とジェンダー平等にかかわるテーマに関する研究・活動のためテーマ部会を設けることができる

    ③地域部会及びテーマ部会は、世話人会を置いて運営にあたることができる。

     

    13条(財政)

    本会の財政は、会費、寄付金(カンパ)、ゼミナール参加費等を以てまかなう。会費は、年額1000円とする。会計年度は、4月1日から翌年331日とする。

     

    14条(その他)

    この原則に定めのないことは、運営委員会で検討し、対処する。

     

    (付則)

    本規約は、2014年4月1日より施行する。

     

     

    <主な改正点と提案理由>

     

    1. 7条~第9条関係

      これまでの「世話人」、「世話人会」を、「運営委員」、「運営委員会」という名称に変える

      理由~小規模の団体からスタートしたが500人を超える会員に増えた組織にふさわしい呼称とし、総会、運営委員会の役割と活動内容を整備した。

      なお、運営委員は総会で選出するが、年度途中でも、スタッフとして活動を共にし、次の総会で運営委員に選出することで、人員補充を可能にする。

       

    2. 12

      地域部会、テーマ部会を新設し東京(首都圏)以外の地域でも草の根の運動を活発化する。またテーマ部会を設けて、例えば、なかなか手のついていない日本人「慰安婦」問題に息長く取り組むなど運動と研究の双方に取り組む。各々世話人会を設けることで活動の体制を整え、自覚的な活動を当ゼミナールの発展的な活動に位置づける。

       

      3.当会の活動の幅を広げるため12条の他、第3条(4)に他団体との連携・交流を加えた。

       

       

     

     

      1.  

         

         

         

         

         

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