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2012年12月

2012年12月30日 (日)

安部総理の復活

 まるで悪い夢でも見ているような総選挙の結果でした。事もあろうに自民党が大勝し、加えて更に右寄りの(極右ともいうべき)維新の会が一定の議席を得るとは!そして選挙後、維新の会と第3極争いを演じた日本未来の党が旬日を待たずに解体。社民、共産党の後退と相まって日本は平和、民主主義、人権尊重勢力にとって冬の時代を迎えたと言えましょう。

 投票率が低い、そして女性の投票率は男性のそれを下回っているという結果もショックでした。女性が参政権を得た1946年以降2000年初め頃までは女性は男性よりも投票率が高い状態が続いていましたが、最近の数回の国政選挙では女性の投票率が男性を下回ってきています。パート等の非正規の多くは女性で経済的自立ができず、配偶者のDV に耐えて暮らさなければならない女性が多い現状で、政治を変えてほしいと思っている人は多いはずです。今度の自民党大勝利は、女性の投票率の低さも貢献しているとしたらこんな残念なことはありません。

 さっそく安部氏は憲法改正に言及しました。即ち、憲法96条を改正して改憲には衆参で議席の3分の2が必要という現行条文を過半数にする。それは「日本維新の会とみんなの党と連携する事で可能になる」との考えを述べています。たしかにこれらの党が連携すればこの条文の改正は可能です。しかも、今回の選挙で憲法9条改正に賛成の議員が75.6%に当たる343人が当選したのです(東京12月18日報道)。自民党が狙うのは9条(戦争放棄)、1条(象徴天皇)、24条(両性の本質的平等)の規定です。憲法「改正」が今後政治の焦点になるでしょう。

 第2次大戦後「なぜヒトラーを阻止できなかったのか」とドイツ国民は繰り返し議論したということです。私は父に 「あの戦争を何故起こしてしまったの?どうして反対しなかったの」と言って父を何度も怒らせました。今度は私が子や孫たちに「お母さんなぜ、日本の反動化を防げなかったの」と問い詰められる番です。せっかく獲得した日本国憲法を手放さないために、しゃにむに頑張らなければと、年末に考えています。

  

2012年12月12日 (水)

家族制度に関するアンケートの各党の回答

 上野千鶴子氏のグループの2012年の総選挙に当たり行った「ジェンダー平等政策」につ

いて、各党の回答から家族政策を抜粋してお知らせします。

回答を寄せた党は、民主党,国民の生活が第一、社民党,日本共産党、公明党、緑の

党、自由民主党、日本未来の党,国民新党、日本維新の会です。

 回答は、①賛成、②どちらかといえば賛成、③どちらかといえば反対、④反対です。

なお無回答もありました。

1憲法

(1)憲法24条を厳守する(男女平等)

②どちらかといえば賛成ー国民新党、日本維新の会

①賛成ーその他の党

7民法改正

(13)選択的夫婦別姓を実現する

④反対ー自由民主党、国民新党

③どちらかといえば反対ー日本維新の会

②どちらかといえば賛成ー日本未来の党

①賛成ーその他の党

(14)婚姻最低年齢を男女同一化する。女性の身に課されている再婚禁止期間を廃止す

④反対ー自由民主党、国民新党

③どちらかといえば反対ー国民維新の党

②どちらかといえば賛成ー公明党、日本未来の党

①賛成ーその他の党

*(日本未来の党)今後党内で議論してゆく

(15)婚外子相続分差別規定を廃止する

④反対ー自由民主党

③どちらかといえば反対ー国民新党

②どちらかといえば賛成ー日本未来の党

①賛成ーその他の党

無回答ー日本維新の会

8性暴力

(17)DV防止法の保護命令対象を拡大し、性別を問わず交際相手を含める

③どちらかといえば反対ー日本新党

②どちらかといえば賛成ー民主党、自由民主党

①賛成ーその他の党

10性的健康

(20)刑法の堕胎罪を廃止する

④反対ー日本維新の会

③どちらかといえば反対ー自由民主党、国民新党

②どちらかといえば賛成ー公明党

①賛成ーその他の党

3

(春日部の庭のドウダンつつじ)

吉川注:

家父長制の残滓の残る民法の規定の改正に自民党ははっきり反対を表明。これに維新

の党、国民政党は同庁の姿勢をとる。民法改正が進まない原因がどこにあるか明確であ

る。

2012年12月10日 (月)

各政党のジェンダー平等の考え方

 2012

(今年は東京から久しぶりに埼玉の元の家に転居して自宅の紅葉を始めてしみじみと見ました) 

今度の総選挙に当たり上野千鶴子氏のグループは10の政党に対して26項目

の「ジェンダー平等政策」について質問して、各政党の回答が公表されて

いますので一部分について紹介します。

 回答を寄せた政党は民主党、国民の生活が第一、社民党、日本共産党、

緑の党、公明党、日本未来の党、日本維新の会、自由民主党、国民新党で

す。

 アンケートの回答は、①賛成、②どちらかといえば賛成、③どちらかと

いえば反対、④反対 の4種類で無回答もありました。

 

4 ポジティブアクション

(6)政党の候補者リストにクオータ性(女性割当制)を導入する

②どちらかといえば賛成―民主と公明

③どちらかといえば反対ー国民新党と日本維新の会

無回答ー日本共産党、自由民主党

①賛成ーその他の党

5雇用・労働

(9)配偶者控除を廃止する。3号被保険者制度を見直す

②どちらかといえば賛成―民主

③どちらかといえば反対ー公明党、国民新党

無回答ー自由民主党、日本維新の会、日本未来の党

①賛成ーその他の党

7民法改正

(13)選択的夫婦別姓を実現する

②どちらかといえば賛成―日本未来の党

③どちらかといえば反対ー日本維新の会

④反対―自民党、国民新党

①賛成―その他の党

(15)婚外子の相続分差別規定を廃止する

②どちらかといえば賛成―日本未来の党

③どちらかといえば反対―国民新党

④反対ー自由民主党

無回答―日本維新の会

①賛成―その他の党

9 日本軍「慰安婦」

(18)河野談話、村山談話を引き継ぐ

③どちらかといえば反対―国民新党

④反対―日本維新の会

無回答ー自由民主党、日本未来の会

①賛成ーその他の党

(19)被害者に政府(国家)による謝罪と補償を行う

②どちらかといえば賛成―国民の生活が第一

③どちらかといえば反対ー国民新党

④反対ー公明党、自由民主党、日本維新の会

無回答ー民主党、日本未来の党

①賛成ーその他の党(社民党、日本共産党、緑の党)

(25)女性差別撤廃条約選択議定書を批准する

①どちらかといえば賛成ー国民新党、日本維新の会

③どちらかといえば反対―自由民主党

*回答に付記しているコメントは省略しました。

 

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