フォト

最近のトラックバック

2024年3月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ

« 2012年10月 | トップページ | 2012年12月 »

2012年11月

2012年11月27日 (火)

ポーランド・ドイツの旅の報告書、出版記念会、楽しく、にぎやかに

Photo Photo_2

写真左、出版記念会で華やぐ…  写真右・「報告集」表紙・ケーテコルビッツのピエタ

11月25日(日)

 夜6時から東京渋谷の和食レストラン”菜な”で「過去を心に刻み 加害に向き合う」(「慰安婦」の視点でめぐるポーランド・ドイツの旅の報告集)出版記念会を行いました。2ヵ月半ぶりに出会った”たびとも”との懐かしい再会に会場は華やぎました。

 「旅報告集」の表紙はベルリンのドイツ連邦共和国中央慰霊所―戦争と暴力犠牲者に対する追悼と記憶の場ーの中央に置かれた、女性彫刻家・ケーテコルビッツのピエタのレプリカの写真を使いました。第1次大戦で戦死した息子を抱く母の背中から悲しみが伝わってきます。訴える力は、ヴァチカンにあるかのミケランジェロのピエタをしのぐほどの迫力です。裏表紙は脱原発にいち早く切り替えたドイツを象徴する風力発電の風車、移動中のバスの中からの写真で、未来への希望を象徴しています。

 何よりも26人の参加者から寄せられた『感想文』が読み応えがあります。ナチスの強制売春施設が、アウシュビッツ強制収容所にもあった事、また、各強制売春所に女性を送りだす、女性専用の強制収容所・ラーヘンスブリュックに大きな関心が寄せられ感想文に触れた人が多いです。また、ベルリンのナチスの傷跡の保存も圧倒された、日本の歴史忘却主義は何なのだ!と怒りの文を寄せた方々も多くいます。

 ワルシャワやドレスデンの美しい街並み、聖マリアの教会の豪華さ、ミュンヘンのイギリス庭園、エルベ川のカラー写真も美しくヨーロッパへの郷愁を誘います。ドレスデンの古典巨匠絵画館訪問に言及している人も何人かあります。花も実もある「旅の報告書」と、自我自賛しているところです。旅の感動を確認したひと夜でした。

 旅行社の西山社長も駆けつけ出席者は者19人でした。ビール、赤ワイン、白ワインで頭脳がもうろうとする前に、吉川旅団長から会計報告が行われました。冊子は200冊印刷し、参加者以外には一冊500円で販売します。会計は旅参加者の拠出金と、「旅報告集」の売り上げ金で賄いますが、ほとんどトントンで剰余金は出ませんでした(了)。

写真は「旅報告集」裏表紙

Photo_3

2012年11月26日 (月)

”婦”というから大人かと思った…第8回「慰安婦」ゼミナール

 8 8_2

写真左・ゼミ開始前 右パネラーの左から小林、山田、丸藤、水野さん

11月25日(日)、渋谷区女性センターアイリスで午後1時より第8回「慰安婦」問題とジェンダー平等ゼミナールが行われました。まず初めに吉川春子より、9月のポーランド・ドイツの旅で学んだ事、総選挙の第1,2、3極とも憲法改正勢力ばかり…政治についても考えましょうと報告を行いました。

続いて、「15のときは戻らない」のDVDが上映されました。「ナヌムの家」で過ごすおばあさん達の淡々とした日常と、しかしこれまで経てきた過酷な人生とのコントラストが見る者の心に迫ります。撮影・製作した映画監督の宮崎信恵さんのナヌムの家に泊まり込んでの撮影の苦労話などの挨拶がありました。(このDVDは一般向け1万円、会員価格3000円で販売しています。ぜひお申し込みください)

 メインイベントのシンポジュームは大森典子弁護士の司会で進められ最初に4人のパネラーから基本的発言がありました。

小林久行公さん(札幌市・強制動員真相究明ネットワ―ク事務局長)は、まづ「「慰安婦」問題の取り組みについて、「静かに取り組むか、大声をあげて取り組むかの二つの方法があるが前者を選んだ」という、ユニークなご発言。初めは右翼等の反対勢力の妨害を避けて、宣伝をあまりせずに相手が気がつかないうちに、議会の採択を勝ち取った。その後に、今度はその意義を市民に伝える取り組みを大々的に行った由。また小林さんは「謝罪の前に事実認定が必要。女性を騙して誘拐誌「慰安婦」にする行為は、現行刑法76,77条(猥褻、姦淫)、82条(営利目的誘拐)、第226条「慰安婦」の国外移送に該当する犯罪行為である。政府はこのことを認めるべき、それを認めない、と批判しました

山田久仁子さん(三鷹市・フィリッピン元「慰安婦」支援ネット・三多摩・ロラネット)は、運営する保育園に外国人が来てピナツボ火山の爆発の話しからフィリッピン人と知り合い、2007年に「慰安婦支援組織ロラネットを結成した。地域に住む国会議員、市議会議員への「慰安婦」についてのアンケートをきっかけに市議会へこの問題解決を求める請願を提出。11対17で可決させました。また、中学生のための「慰安婦」展に右翼が妨害し開催日数を短縮せざるを得なかった事も語りました。

丸藤栄一さん(埼玉県宮代町議会議員)は、きっかけは支援者の柴田さんの積極的活動だった事、そして自らは14人の同僚議員全員に資料を届けた。「慰安婦」決議の提案者として委員会で発言中に余りにも悲惨な実態に思いがこみ上げて発言が続けられなくなり委員長が休憩を宣した。採決の結果は委員会では1対3、本会議7対8で不採択になった。しかし翌年、無所属の新人議員が丸藤さんに「もう一度提出しよう」と声をかけてきた。彼は猛勉強して提案議員になってくれた。これに対し反対議員も45分も反対討論をした。結果は公明が賛成に回り可決されたとの事。また、丸藤さんははじめは「慰安婦」と言って”婦”がつくから大人かと思ったら13や14歳の子どもなのでびっくりしたと語りました。

水野磯子(愛知・日本軍「慰安婦」問題の解決を進める会事務局長)さんは、県議会議員を前会派、全議員を訪ねて「慰安婦」問題について懇談を行って日本政府への「慰安婦」問題についての誠実な対応を求める請願への賛同を呼びかける活動を行っている。市民73名がこの活動への賛同・呼びかけ人となっている。また、尾張旭市議会では賛成、反対討論が戦わされはじめは賛同議員が一人だったが委員会で可否同数となり、委員長が否決した。悔しい思いをしたが賛同議員が広まったことに確信を持っていると今後の決意を述べました。

この後フロアーから活発な意見・質問が出て議論が深まりました。

8_3 83

写真左・司会の大森弁護士   写真右・山田、丸藤、水野さん

2012年11月22日 (木)

総選挙で、「慰安婦」問題解決できるのは誰?考えるシンポ

Photo_3

11月22日

 シンポジューム

「慰安婦」問題を住民運動にしよう 解決要請を政府と国会にあげよう!

四つの地方議会の取り組みの報告と、皆さんとのディスカッション

<パネラー>

・札幌市 小林 久公 札幌市議会議員 

・三鷹市 山田久仁子 フィリッピン元慰安婦支援ネット・三多摩(ロラネット)

・宮代町 丸藤 栄一 日本共産党埼玉県宮代町議会議員

・愛知県 未定

<コーディネーター> 

大森典子・会副代表世話人

「15のときは戻らない」DVD上映(宮崎信恵・会世話人 監督 撮影編集)

今年2,3月ナヌムの家でハルモニ達の生活と訴えを撮影。淡々とした日常生活、渾身の力でハルモニが語ります、自分の過去と、謝罪・補償への思い

   報告・国際社会で批判される「慰安婦」問題、地方議会の取り組みの意味

吉川春子 会代表世話人

~~~~~  ☆  ~~~~~

日 時:2012年11月25日 13:00~16:30

場 所:渋谷区女性センター アイリス 渋谷区文化総合センター大和田8階

交 通:JR山手線 渋谷r機西口 徒歩5分

参加費:1000円(学生500円)

連絡先:090-4227-7478

2012年11月10日 (土)

日本軍「慰安婦」問題で今考えるべき事の学習会が開かれる

 Aala Aala_2

 (写真は左・松井さんの開会挨拶、右・後藤さんの紙芝居)

 11月3日(土)午後、東京・八王子労政会館でアジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会(AALA)八王子支部で、日本の未来を切りひらく学習会が開かれました。

 日中、日韓関係が其々危機的な状況の陰には、かつての侵略戦争と植民地支配について日本がほとんど反省せずに、何か当たり前の国の顔をして両国に高圧的に振る舞っている事が原因と思われます。

 「慰安婦」問題は日本の加害の典型的な例ですがこの問題から日韓関係を解きほぐそうとの動きは政権与党からも最大野党の自民党からもありません。民間団体として「慰安婦」問題について深く学び行動を起こそうとする試みがこの学習会です。

 後藤ひろみさん(AALA三鷹支部)がご自分で作成した紙芝居を上演しました。お話は中国の『慰安婦』被害者・コウコウレンさんの体験を基にした実話です。後藤さんは「慰安婦問題とジェンダー平等ゼミナールの事務局次長でもあります。つづいて吉川春子『慰安婦』問題とジェンダー平等ゼミナール代表世話人の講演が1時間あり、会場から質問や意見があって交流が深まりました。参加者は36人でした。

 AALAは民間外交を積極的に行い世界の各地の団体と交流しています。この学習会の直前にも事務局長の松井博幸さんが南アで現地団体と交流し帰国したばかりでした。(写真・会長の閉会挨拶)

Aala_3

2012年11月 4日 (日)

「慰安婦」?私とは関係ないわ 本当にそうでしょうか の集会

9_2 9

<写真・左「会場風景、右・挨拶する吉川>

 11月2日(金)午後2時から横浜旭区の二俣川九条の会と若葉台九条の会の主催、旭区「九条の会」後援で日本軍「慰安婦」問題の学習会が開かれました。

 まず、ドキュメンターリー映画~元「慰安婦」の証言~「終わらない戦争」(60分)が上演されました。オランダのジャワハラオハーンさんは「慰安婦」から解放されてイギリス人と恋に落ちて幸せな結婚をしますが夫とのセックスになると自分が日本兵の強姦された記憶が甦ってどうしても楽しめないという悲劇の結末を涙ながらに語ります。また元中国人「慰安婦」は苦しい体験の後、戦後は同郷の男性と結婚し男子を出産しますが夫は妻の前歴を知り、我が子なのに食事を十分に食べさせない、また村人からは「日本人の子ども!」と中傷され,60歳になる息子はずっと独身でとおし母と生活しています。彼は怒りと共に日本政府に対して謝罪を強く要求します。等々、「慰安婦」の傷を背負って戦後も生きている事が多くの被害女性の口から語られました。何度見ても心痛む映画です。会場からも大きな反響がありました。

 私(吉川春子)はパワーポイントをつかって「日本軍『慰安婦』で今考えるべき事」と題して65分間講演しました。階段状になった客席と大きなスクリーンで話しやすい素晴らしい会場です。230名が参加しました。金曜日の午後の時間帯でいろんな行事と重なり、また九条の会で「慰安婦」問題をテーマにしたのは初めてです。会へのお誘いの中では男性から加害者としての意識も出てしまい参加しにくいとの反応もある中、主催者の熱意で大ぜいが会場に足を運び、大成功でした。

 戦争放棄を規定する日本国憲法第九条は日本の宝ですが、「慰安婦」問題がもたらした悲劇が分かればわかるほどその価値の貴重さがわかります。7500もある地域の「九条の会」が、この横浜のように各地で「慰安婦」問題を前面に出して活動する事が、今の反動を推し進め用としている政治の動きを阻止するためにとても大切なことだと思いました。

« 2012年10月 | トップページ | 2012年12月 »